登場人物紹介
「“新生人種”抹殺部隊」
「“新生人種”抹殺部隊」…
超能力を発症した“新生人種”と呼称される人間を“殺す”ことを目的とした部隊。所属する者達は何かしら過去を持っており、いわゆる“鼻つまみ者”達である。
榊 秋生(さかき・あきお)
物語の主人公の一人。紗来の婚約者。自分のせいで仲間を死に追いやった過去を悔やんでいる。
元レスキュー隊員
伊丸岡 哲夫 (いまるおか・てつお)
秋生が所属する抹殺部隊の隊長。飄々として、本音を読ませない。
元自衛隊員
新山 奈緒 (あらやま・なお)
秋生の同僚。SAT時代に子供を射殺してしまった過去を持つ。
元SATの狙撃手
森山 明 (もりやま・あきら)
抹殺部隊の指揮官。上からの命令は絶対の軍人気質の男。
元自衛隊員
金 翠蓮 (きむ・すいれん)
通称名“キム”。全ての経歴が謎の女性で、戦闘のプロであることは確か。
謎の中国人
バリー・ジョンソン (ばりー・じょんそん)
陽気な黒人男性。なぜか、キムとは気が合うらしく仲良くしている。既婚者らしい。
元SATの軍人
磐城 喜一 (ばんじょう・きいち)
政府お抱えの軍事顧問だが、能力の高さゆえに窓際族にされている。新生人種の娘がいる。
元政治家。
虹村 夏恵 (にじむら・なつえ)
新生人種を世に広める原因を作った研究チームの一人で、三沢君人と繋がりを持つ。
遺伝子学者。
「新生人種」
「新生人種」…
一般的に「超能力」に酷似した能力を発症した者達への総称。0歳〜20歳前半に発病する可能性があり、その大半はまだ子供であることが多い。
月舘 紗来 (つきだて・さき)
物語の主人公の一人。発病したことを恋人の秋生に隠して苦しんでいる。
能力:精神感応能力
葉月 尚也 (はづき・なおや)
引っ込み思案な性格で、何にでも賛同してしまう性格。
能力:瞬間移動能力
北園 透馬 (きたぞの・とうま)
おしゃべりで、お調子者。よく京介と言い争っている。
能力:透視能力
雪森 小春 (ゆきもり・こはる)
まだ能力は弱いが、稀に感じるカンに鋭さがある。おませな子。
能力:予知能力
和泉 京介 (いずみ・きょうすけ)
透馬達の兄貴的存在で、考えるよりも先に動いてしまう熱い男の子。
能力:念動力
越川 浩幸 (こしかわ・ひろゆき)
短気な性格で馬鹿にされることを嫌う。念能力者としての力は突出している。
能力:念動力
雪森 茜 (ゆきもり・あかね)
小春の姉で、彼女が予知した未来に起こる戦争が物語の引き金となっていく。
能力:予知能力
三沢 君人 (みさわ・きみと)
反政府組織「アシュラ」の首謀者で、旧人類を蔑んでいる。
能力:精神感応能力